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2019-05-09
  • anyone ヨン・ウジン「『誰もいない所(仮)』、俳優として大きな山を越えた感じ」

韓国の記事にウジンさんの記事が掲載されていましたので、
皆さんにご紹介します。

韓国の記事にウジンさんの記事が掲載されていましたので、
皆さんにご紹介します。

<スタッフ翻訳文>
ヨン・ウジン「『誰もいない所(仮)』、俳優として大きな山を越えた感じ」

映画『誰もいない所(仮)』で、俳優ヨン・ウジンとキム・ジョングァン監督が再会した。
細かい感情の変化がヨン・ウジンの顔に現れ、スクリーン一面に広がる。

映画『誰もいない所(仮)』は、第20回全州国際映画祭の
「全州シネマプロジェクト2019」の選定作だ。
前作の『最悪の一日』『ザ・テーブル』など、韓国独立映画界で卓越した位置を守ってきた
キム・ジョングァン監督特有の都会的な感性と視点で、人物と空間を
新たに眺望するオムニバス構成の映画だ。

ヨン・ウジンは劇中、小説の発刊を控えた作家チャンソク役を演じる。
チャンソクは昔ながらのコーヒーショップ、暗い公園、静まり返ったカフェ、バーでそれぞれ
違った事情を抱えた4人の話を聞き、心の変化を経験し、
自身の話を新たに書き出そうとしている。

キム・ジョングァン監督は映画『誰もいない所(仮)』を通して自身の演出的スタイルを続けている。
実際と虚構、人物間の心の境界を自然に崩し、様々な話を提示している。
ヨン・ウジンは他人の事情を聞き、時には自身の思い出を掘り返してチャンソクの絶妙な
心理を印象的に表現している。そうしてヨン・ウジンはチャンソクとなった。

次はヨン・ウジンと一問一答。

Q. 第20回全州国際映画祭を訪れた感想。

A. 全州に到着して映画祭と関連した日程をこなした。
映画『誰もいない所(仮)』が最初のプレミアとして全州国際映画祭に紹介され、
気分がよかった。この映画と全州は似ている点があると思う。静寂であることと、
深い余韻が似ている。劇中の都市の感じと全州が似ていると感じたので、
このように映画祭を通して全州の観客らに公開されて嬉しい。
「全州シネマプロジェクト2019」に選定されたことは後に分かったのだが、
映画を撮影している間キム・ジョングァン監督と一緒に密度のある時間を過ごした。
まだ映画の気韻や詰まった感情が残っている。

Q. 劇中チャンソクは見慣れない人物たちと出逢い、見慣れない空間へ進む人物だ。
境界が曖昧に感じる形式で人物を演じる時、何を念頭に置いていたか。


A. 作品を準備する時、ストーリーが持つ方向や主題が何なのかを考悩む。
キム・ジョングァン監督の作品のテキストは実はとても難しく、台本を読むたびに
違うテクスチャーを感じる。同時にそれは大きな魅力だ。チャンソクが誰かということについて
絶え間なく質問を投げかけたのだが、結局作品の主題は「クエスチョン」だった。
チャンソクの一貫した姿より相手が誰かによって人物の変化を見せたいと思ったが
曖昧でもあり難しかった。しかし結局正解は感情の変化だったと思う。
感情の状態を最大限に維持しようと努力した。鋭敏な状態でいるために自分で鞭を打った。
キム・ジョングァン監督はずっと課題を投げかけてくださる。演技的、人間的に成熟した、
一つの大きな山を越えた感じだ。

Q. 直接演技した俳優として映画『誰もいない所(仮)』をどんな映画だと思うか。

A. 新しいスタートを準備している人たちに勇気を与える映画だと思う。
暗く、薄ら寒く、孤独で寂しい雰囲気ではあるのだが。他の人の全てをいちいちわかるわけがないが
彼らの話を聞くことで大きな変化にぶつかっているのではないか。それが大きな幸せを与える
こともあると思う。そうやって生きていき、そうやって変わっていくというメッセージを伝えたい。
「人生の終わりには始まりがある」という表現が合っていると思う。私はそうやってチャンソクと
映画を理解した。そういった点がキム・ジョングァン監督が私に与える力であり、
人間の変化でもあり成熟である。

Q. キム・ジョングァン監督の作業を通して成熟する感じだと表現したが、
俳優として最近どんな悩みを抱えているか。


A. 全ての困難と課題について一人で悩み、自責する性格だ。『誰もいない所(仮)』を通し
考えがかなり変わったと思う。自分をもう少し信じてみなくてはという自信感も得て、その間
自分なりによく生きてきたとも思った。キム・ジョングァン監督は気持ちを
深く掘り返さなければならない無言の課題を出して下さった。今回の映画を準備している間、
横説竪説もたくさんした。監督との対話で孤独と寂しさについて深く考えてみた。
人生の方向性も示し、自分なりに立てた演技哲学と計画のようなものがあるのだが、
監督との作業を通してそのような部分が少し成熟したと思う。

Q. チャンソクというキャラクターを構築する時、
キム・ジョングァン監督とどのような話を交わしたか。


A. チャンソクはキャラクターという服を着せるというよりは、着せられるということが重要だ。
クランクイン前、各俳優に会って彼らを観察したり話を聞くことで、
チャンソクを身にまとっていく過程を持った。とても多様な経験をしたと思う。
チャンソクは相手の俳優によって着せられたと言っても、過言ではないし、
そうすることで私はチャンソクを身にまとっていった。

Q. イ・ジウン(IU)、ユン・ヘリ、キム・サンホ、イ・ジュヨンと初めて演技の呼吸を合わせた。各俳優と仕事をしてみてどうだったか。

A. イ・ジウン(ミヨン役)とは最初に撮影したのだが、台本リーディングの時から
驚かされた。劇中のミヨンが持つ雰囲気ととても似ていたのだ。
理解度とシンクロ率も高かったと思う。ミヨンとのエピソードが
映画の導入部なのだが、相手の女優のおかげで雰囲気やキャラクターの特性を
素早く掴むことができ、良いスタートを切れた。ユン・ヘリもイ・ジウンのように
良い才能を持っている。ユン・ヘリ(ユジン役)とのエピソードは
比較的退屈かもしれないが、よく準備してくれた。難しい場面が多く、
たくさん頼ってしまったと思う。イ・ジュヨン(ジュウン役)は生まれ持った
感覚が良い。その場で素早く掴む能力が高く、本能的に演技している。
監督が要求する事を早く掴み取り、それを余すことなく表現していた。
努力ではできない、生まれ持ったなにかがあるのではないかと思うほど
演技が上手だ。キム・サンホ(ソンハ役)先輩との演技は言うまでもない。
ソンハとのエピソードはバランスを合わせることに力を注いだ。監督の言葉に
忠実であろうと努力したエピソードだ。

Q. ドラマ『君の歌を聴かせて(仮)』でも大衆と会う予定だ。忙しい夏になりそうだ。

A. すぐドラマの撮影に入る。映画『誰もいない所(仮)』で孤独で寂しい葛藤の中で
気持ちを揺さぶってきたとすると、ドラマではもう少し明るく健康な姿をお見せすることができると
思う。のどかな夏のようなドラマで良い演技をお見せしたい。

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